能登 真理亜
NOTO MARIA
これまで、都市に佇む「ひとりたち」の一場面を切り取るように制作してきたが、最近は切り取るというより、目に映る景色の速度を緩め、少し遠くから眺めることに意識が向いている。日々ものすごい速度で通り過ぎ、量が多すぎて溢れていくものに、もう少しゆっくり丁寧に触れられるようにと思いながら手を動かしている。ある種それは時間への干渉である。画材の特性上待つことを強いる日本画材と向き合いながら、静かで緩やかな時間を画面に内包させたい。少し速度と解像度を落とした都市の夜景には、寂しさと心地よさが同時に漂っているように思う。
FROM展のお話をいただいた時、身に過ぎる光栄に躊躇もありました。ですが、この機会を逃したらもう2度とないと飛び込みました。尊敬する先輩方の胸を借りながら、存分に制作、研究していきたいと思います。
能登 真理亜
NOTO MARIA
| 1991 | 神奈川県生まれ |
| 2015 | 財団法人守谷育英会修学奨励金 奨励賞 (’16) |
| 2018 | 東京藝術大学大学院美術研究科 日本画修士課程 修了 修了模写「国宝伴大納言絵巻 現状模写」東京藝術大学買上 「第 73 回春の院展」初入選 「再興第 103 回日本美術院展」初入選 |
| 2019 | 「有芽の会」日本更生保護協会理事長賞、法務大臣賞('21) 公益財団法人吉野石膏美術振興財団「若手日本画家に対する展覧会助成 |
| 2020 | 個展「ひとりたちへ」西荻窪数寄和 個展「ひとりたちへ」アートスペース羅針盤 |
| 2021 | 「有芽の会」法務大臣賞 |
| 2022 | 個展「日々の星々」Gallery field 個展「街を泳いで眠る」OGUMAG+ 「第9回郷さくら美術館 桜花賞展」作品収蔵 |
| 2023 | 個展「街が/に滲みてゆく」Gallery field 「FACE 展 2023 SOMPO美術館」('24) |
| 2024 | 個展「水平線をなぞると海」HUG FOR_. 個展 「The Party’s Over」ギャラリー和田 |
| 2025 | 個展「瞬きと深呼吸」Gallery field |
Aquarium
1620×1303mm
2025年
Swim the night.
1000×1000mm
2023年
7:49pm.
1620×1940mm
2022年